アンケート結果
ラーメン屋のバイトを終え、裏の屋外休憩スペースで吸うタバコの趣たるや。格子の向こうには品川駅に集結していく線路が幾本も並んで広がっている。雨、冬の手前の雨。
人間ひとりひとりが遠くなっていくという感覚。
特別なものの特別さを強めるためには、特別でないものをしこたま拵える必要がある。己と無関係だったものにわざわざ注意を注ぎ、"退屈"とか"不必要"とかいったレッテルを貼って回る。結局人間は事物を相対的にしか評価できんのか。自己評価も然り。
タスクの締切が迫っているのでひたすらに読書へ逃げている。本棚を漁って、随分前から読みかけのまま放置していた本をいくつか読み終えた。ヘッセのデミアンと太宰の人間失格とドストエフスキーの賭博者を読んだ。デミアンと人間失格は基本的に同じような話だった。みんな、罪とか罰とか、そういうことを考えるのがすきだな。罪についてなんて考えたことがあんまり無いな。罪ってなんじゃ。
改めて、自分と向き合うときのベクトルというのは様々だと思った。しかしもう内側にエネルギーを使うのに飽きてきた。外側へ放出しまくったのちに時たま反省会を催すのは良しとしても、いつもそればかりというのはどうかと思い始めた。早く外側へベクトルを向けたい。外側というか、あなたにエネルギーを注ぎたいよ、ははは
朝起きて夜寝る生活は精神衛生上とても良いと思われますが、色んなことに無感動になっていく感じもする。イリーガルとかアウトローという要素が私たちの機械的生物化を引き止めてくれるのではなかろうか。しらんけど。
程度にもよるけど、不健康ってなかなかよいものかもしれぬ